カレンダー印刷で抑えるポイント

カレンダー印刷を成功させる重要なポイントを説明致します。デザインや形状はもちろんですが、まずは一番基本となる用紙の選び方についてポイントをいくつか挙げます。まずは印刷で使うことのできる用紙には多くの種類があるということを覚えておいてください。また、その種類によっても金額は様々あるということも重要な点になります。

印刷用紙は基本的に、薄ければ安く、厚みがあればある程金額は高くなっていきます。これは印刷用紙の単価が量り売りのように金額を決めていることによりますが、必要がなければ、また形状を保つことに問題がなければ、なるべく薄い用紙を選ぶことがコストダウンにつながります。また用紙の表面には多くの種類があるということです。一般的なチラシに使われるような、上質紙や、コート紙、写真重視の印刷物に使われるアート紙、特徴ある風合いを出したい場合の特殊紙など、様々です。

一般的には金額は上質紙やコート紙が安いと言われておりますが、場合によってはチープになってしまう可能性もあるので、印刷会社の営業マンとよく打ち合わせをした方がよいかもしれません。ホワイトダミーを作成してもらったり、本紙校正で実際の仕上がり感を事前に確認することも必要な作業です。最後に形状ですが、カレンダーは12カ月分の紙を本のようにページごとにまとめますが、ちぎって捨てるタイプなのか、リングのように回転して翌月にするのか、どれもユーザーの視点でカレンダー印刷の形状を決定されたほうがよいと思います。このようにカレンダー印刷にはいくつか留意しなければならないてんが数多くあるのです。